ゴールデンウィークの最後に、藍染め作家の坂さんに会いに行ってきました。
今回も動画を撮ったのですが、私のPCが容量オーバーで動画の処理ができなくなるというアクシデントがあり、PC内を大掃除するまではおあずけとなってしまいました。すみません。
お天気が良くて暑いくらいだった連休最後の6日、高尾にある工房におじゃましました。
さっそく。
こちらが坂さんの藍がめ。
I went to see the indigo dyer, Yukari.
Here is her indigo.

もうすでに藍色をしていますよね。
ところが、青く見えるのは空気に触れている表面だけなんです。
かき混ぜてみると、中は茶色になっているのが分かります。よーく見ると、マーブル模様のように青(黒っぽく見えるでしょうか?)になっている部分があるかと思います。混ぜた先から空気に触れてどんどん青く変化するのですが、この変色する早さで藍の元気さが分かるとか。匂いでも健康状態が分かるそうですよ。
It looks deep indigo colour. But, when you look inside the loquid, it's actually brown. The liquid turns into blue (it might looks black here) when it's with air.
You can know how healthy your indigo is by how quick the brown becomes blue.
You also can know it with its smell.


「藍の花」もぷっかり。
"Indigo flower"
藍染めは、藍の草を発酵させた「すくも」という原料を使って行なわれます。
藍の草を乾燥させたものがこちら。かわいらしく見える赤っぽい花の部分は使わず、葉っぱだけを使うそうです。
These are dried indigo grasses and flowers. Only grasses are used for dying.

この藍の葉を発酵させてできたすくもがこちら。
This is indigo after drying and fermentation.

一見、土ですよね。匂いも腐葉土のような感じでした。これであの藍色が出るとは、ちょっと想像ができません。
It looks soil.

真っ白なTシャツを投入。
しばらく浸けておくので、その間に藍の畑に行きました。
私も坂さんからいただいた種を店先に撒きました。私のはカイワレのような芽がぴょこぴょこ出てきたところですが、坂さんの藍はもっと成長していました。
White T-shirts go into indigo liquid.
We need to wait, so we went to her indigo garden. She'd given me its seeds and my indigo has just poped up in my flower pots. Her indogo are more grown than mine.

暑い中一生懸命草むしりをする旦那さんを置いて、坂さんと私は工房に戻ります。
浸けていたTシャツを出してみます。
We left the garden and left her husband there who picked up weeds for her.
She takes T-shirts up.

かめから出してハンガーに吊るしている間にもどんどん色が変わっていきます。
写真で、吊るしてあるTシャツと坂さんが持っている出したてのもので色が違うのがわかるでしょうか?
かめから出すと、茶っぽい色から緑っぽくなり、干している間にどんどん青っぽくなってきます。
ちなみに、今回はグンゼのTシャツとパンツを染めていました。同じ綿素材でも、繊維1本1本が長くて良い綿だと染まりやすく、繊維が短いものをぎゅぎゅっと集めたようなよりのキツい綿素材(安い服に多く使われるような綿)は染まりにくかったり発色がきれいにならなかったりする傾向があるそうです。一般的に広く売られている中ではグンゼが、さらにグンゼの中でも高級ラインが特にいいらしいですよ、藍染めには。やっぱりグンゼなのね、となぜか妙に納得。
The colour keeps changing, brown, green and blue.
This time, she used T-shirts of Gunze brand. Because it's made with high quality cotton with long cotton fiber which is very good with indigo dying.

一度染めた段階で、ためしに1枚だけ洗ってもらうと、こんなに明るい青が出てきました。きれいですね。
あの土みたいのから作った茶色の液体でこんな色が出るとは、あらためてびっくりです。
After first dying, she washed one of the T-shirts for me to see its colour.
Very beautiful light blue. It's quite hard to believe that the blue comes from the thing looks like soil.
これで終わりではありません。
何度も何度も浸けて干してを繰り返していくそうです。けっこう時間かかるわ〜。
Tシャツ1枚染めるのにも、何日もかけて染めるそうです。
2回目投入。
It's not ending.
It need to be dyed several times to become good indigo colour.


浸けている間にフリーペーパ用のインタビューをしたり、工房の大家さんの娘さんが遊びに来たりして、待ち時間も楽しませてもらいました。
工房には懐かしのラジカセがあったり、二層式洗濯機があったりして、小中学生の頃を思い出しました。どちらも今見ると新鮮。
While we wait, I interviewed her and sometimes family of her landlord came to see her. We enjoyed time very much.
On her atelier, there are a casette tape player and a separate type washing machine.

この日は結局3回浸けたのかな?
その段階で、最後に洗います。
She dyed three times at the day.
Then she washes.


最初は水が茶色くなりましたが、何度もすすいでいるうちに、きれいに透き通ったブルーに。
また翌日も染めの続きをするとのことでした。やっぱりきれいなものには手間がかかっているんですね。
Dark brown water becomes clear blue after several washings.
She dyes them again next day. It takes long time.
最後に坂さんの作品を一部。
Her works.



最後の写真のストールは、川の流れのように色の濃淡がきれいに入っていてとってもすてきでした。
現在、Pint!とコラボした商品を企画中とのことで、今後松島屋でも商品販売したいなと思っています。
She now plans to work with other brand "Pint!". It will be at mazschima-ja.